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『北の流氷』仮題 クラインイン前準備 知床半島

ただ今、知床半島です。 映画の準備で来ています。 気温は高い時でマイナス4度、低い時でマイナス14度。 北海道の冬は、こういうことですね。 身体の芯から寒いです。 顔や手など出てる部分は、痛いを通り越して感覚が無くなります。 それでも、北海道知床の風景は美しい。 今回は、北見ホンダの佐野会長にお世話になり、知床の大自然が織りなす風景を撮影しています。
シカや、キタキツネはもちろん、珍しくエゾオオカミとも遭遇。

クラクションにも驚かない、人になれたようなシカでした

自然に向き合い、吹雪の日も、晴れた日も、曇りの日も、それぞれの日に自然が、見せてくれる、風景に魅了されます。

佐野さんが運転する除雪車に乗り、白銀の世界を走り回ると、小さい子供の頃の冒険心が、年甲斐もなく湧き上がってワクワクして来ます。 しんしんと降る雪は、先ほどまで茶褐色だった街のすべての物を、真っ白な雪で覆い尽くし、白銀の世界を創り出す。まるで魔法のように。雪景色は、何か心を和ませてくれる不思議な魅力があります。

山が豊かになると、
海が豊かになる。
人が自然を守り、
自然が人を守る。

田中光敏拝
P.S.戦争反対

年内クラインイン決定!
映画『北の流氷』仮題
 応援よろしくお願いいたします


3月16日17日 一路!土浦セントラルシネマズ

3月16.17日は、『天外者』でお世話になっている茨城県土浦市にある、土浦セントラルシネマズへ行ってきます。 もちろん、『天外者』に出演していただいた役者の田上晃吉さんと一緒です。 土浦セントラルシネマズでは、『天外者』を公開から3年にわたって上映し続けて頂いているのです。 ありがたい限りです。 もちろん、何度も映画を観に来てくださったファンの皆様への感謝を込め、 『天外者』の話をしに行こうと思っています。 映画に関わる者として、 このような、長きにわたる上映を経験した事は有りません。 三浦春馬という素晴らしい役者との出会い、彼の仲間たちが、主演三浦春馬を支え、作り上げた作品であり、三浦春馬をこよなく愛する方々によって大切にして頂いているからこそ、ここまで長く上映が続いているのだと思います。 そして、劇場に何度も足を運んで頂いたお客様、 三浦春馬の故郷にある映画館土浦セントラルシネマズ寺内館長、3年の長きにわたる上映そしてご苦労、感謝に堪えません。 皆様と土浦セントラルシネマズでお会い出来る事楽しみにしています。

追伸
寺内館長
『親のお金は誰のもの 法定相続人』(3月2日~29日)、 土浦セントラルシネマズでの上映ありがとうございます。 感謝します。

田中光敏拝
P.S. 戦争反対

事務所よりお知らせ

監督の次回作は、『北の流氷』仮題です。
公式Instagram『北の流氷』仮題のフォローよろしくお願いいたします。



準備8割現場2割

昨年度から今年にかけて、 4年に一度ある大阪芸術大学映像学科産学共同プロジェクトが進んでいます。 劇場用映画 仮タイトル『メイソウ家族』。 3部作の構成。 監督に、卒業生でもある熊切和嘉監督、そして金田敬監督。 二人とも大阪芸術大学の先生でもあります。 今回僕は、プロデューサー的立場で参加し、監督たちの現場を見ては、学生たちと一緒に勉強させて頂いてます。 撮影監督は、佐々木原保志先生。 日本映画の名作の数々を撮り続けて来た重鎮。 脚本は、大阪芸術大学の学生達が書いた脚本を映像学科の先生、監督達とプラッシュアップして完成。 現場は、学生たちと先生たちが一緒になって、一つの作品を作り上げるスタイル。良い経験になりますね。 今から、なかなか面白い作品になるのではと、ワクワクしています。
今日から、クランクイン。初日から、ナイターの雨降らし。

ハリウッドで活躍していたマッド・ジョージ先生にも参加していただき、物語の根幹をなすリアルな造形物も、3か月以上かけて、制作していただきました。

準備8割 現場2割

現場の先生たちは、しっかりこの言葉の意味を伝えようとしていました。

そして、
ただ今、北陸福井です。 今日はFCCA(福井コンピュータクリエイティブアカデミー)。 みんなで前向きな意見を交わすブレストは、楽しい。

ブレスト
恥ずかしがらずに、どんどん自由にしゃべること
決して他人の意見を否定しないこと

フルーツ生ロール、ウマウマ!
監督、いつもごちそうさまです!メンバーより

田中光敏拝
P.S. 戦争反対

「北の流氷」仮題 実景撮影4

日本全国寒いようですが、北海道も寒い日が続いています。 昨日今日と狙いの天候になり、大地に雪が降り注ぐ風景を、やっと撮影することができました。 私たちの自由にならないのが自然。その自然が味方してくれる時、なにか不思議なチカラと繋がっているような、心地良い気分になります。今回撮影は出来ませんでしたが白鳥も様似川に舞い降りてきました。 美しい。


牧場のロケハン。 二日前に生まれた子馬が、母馬の陰で、母馬のお乳を飲んでいました。 昔、大学時代卒業制作で作った作品は牧場が舞台。馬の出産シーンを撮影するため、毎日夜中に起きては牧場に通った、学生時代を思い出しました。
昭和の頃に建ったなかなかオシャレな牧場。教えてくださったのはいつもお世話になっている辻さん。

辻さん(左)、今回もありがとうございました。

今日のランチは、塩バラ豚丼と蕎麦。 イヤー、いつも思う事だけど、東部四町の定食は、何処へ行っても量が多い!嬉しいやら太るやら。



現在、えりも町役場入り口付近で、僕の現場での台本や舞台裏の写真、そして コンテやチラシなど、様々な物を展示していただいてます。なんだか、とても懐かしかった。えりも町さん、ありがとうございます。

田中光敏拝
P.S. 戦争反対

「北の流氷」仮題 実景撮影3

言霊。 やっと天気の神様が、雪を降らせてくれました。 雨乞い、ならぬ雪乞い。届きました。 朝窓を開けてみると、浦河の町は一面銀世界。待ち望んでいた雪が、、、


ランチは襟裳町、瓢六。 焼き鮭イクラ親子丼と温かい蕎麦のランチ。
いつも、いつもランチ頼んでいます。 本当に美味しい!


夜は、毎度の事ながら学生時代から通っているサフランドール。 大好物のポークガーリックステーキ 1400円なり。 いや〜美味しい! 北海道浦河へ来る機会があれば是非!御賞味ください。 ビーフシチューもおすすめです!


浦河、様似アポイ岳、そして襟裳岬。
マイナス7℃は、なかなか風が吹くとキツい!

田中光敏拝
P.S. 戦争反対

「北の流氷」仮題 実景撮影2

今日は、十勝にある広尾町、四町の中でも1番雪が多い町。 サンタランドでも有名な町であり、新鮮な魚介類や広大な牧草地帯で育った牛たちの美味しいミルク。広尾町から見る日高山脈は迫力があります。

雄大な自然の中に身を置くと、「人と自然の共生」をテーマに、
と映画のプレゼンに歩いて来た自分が少し恥ずかしくなった。
とてつもない自然を目の前に、人は自然に生かされている、と感じた。
だからこそ自然を大切にしないといけないのてはと。
自然から、まだまだ学ぶことが沢山あるのだと。
柄にも無く感じた撮影の一日でした。



晴れ男の僕は、今日も雪が降り注ぐ厳しい、凍てつく風景を撮りに来ているにも関わらず、四日続けて晴天なり。

自称『晴れ男」の監督と、北村カメラマン(中)、
えりも町映画担当の大久保さん(前)

さて、お楽しみのランチは、 BAY lounge Coffee
十勝広尾にある美味しい、おしゃれなカフェレストラン。
大トロイワシ定食。脂の乗ったイワシが最高に美味しかったです。



田中光敏拝
P.S. 戦争反対

「北の流氷」仮題 実景撮影1 極寒の北海道

ただ今北海道。 浦河、様似、襟裳、広尾、 北海道の東部で冬を撮影しています。 気温マイナス3度からマイナス10度。 寒いです。痛いです。((+_+))

撮影の『晴れ男』健在です!(笑)

久しぶりの北海道の冬。 今回は、映画の中で使いたい情景カットの撮影。 厳しい冬を覚悟してきたけれど、北海道の自然の美しさに圧倒されました。 真っ白な雪が覆い尽くした白銀の世界は、晴天の太陽の光を反射し、特別な世界を創り出していました。


忙しい日常の中で生活していると、自然の光や音まで感じることが出来なくなる。 北海道の空の下、雪に影を落とす白樺の木や、風、川の流れる水音、鳥の囀りまで不思議と心地よく聞こえて来る。 自然の中に身を置く事、 今日はとても、心地の良い時間でした。


寒い北海道では、暖かい美味しいご飯。 今日は広尾町で、美味しい青椒肉絲定食。 メガ盛りで有名な大将。 美味しかった!

僕が食べた青椒肉絲定食 1350円(上)
スタッフのは、人気第三位のザンギ定食 1180円(下)

そして、そして 北海道に来たら必ず食べます! 富川町いずみ食堂の、豚天キノコ蕎麦! 最高に美味しい!

まだまだ、北海道撮影頑張りまーす!
田中光敏拝
P.S. 戦争反対

【トルコ&和歌山】串本町で撮影

今日は、久しぶりにトルコスタッフと共に和歌山県串本町に。映画『海難1890』公開後、今回は久しぶりの和歌山です。
串本町にある無量寺を始め、トルコ記念館、大島小学校、もちろん舟甲羅や映画の舞台になった灯台にも行って来ました。
トルコのスタッフは、日本トルコ外交関係100周年のためのドキュメント映画の撮影の為、来日。 日本トルコスタッフ総勢48名という大人数でのロケーションです。

お天気にも恵まれ、最高のロケーションでした!

串本町の皆さんは、今も昔も、温かく迎えてくれました!
本当にありがとうございます。
日本とトルコのスタッフ総勢48名
今回は、僕も取材を受けました。無量寺にて
トルコ側の俳優さんたち、映画関係者の皆さんとパチリ!

串本無量寺には、エルトゥールル号の救出に関わった3人のお医者さんが作ったトルコ乗組員のカルテと、お医者さん3人が書いた手紙がありました。
シナリオハンティングの時は、本物を見れなかったのですが、今回初めて本物を見ることが出来ました。
そこには、お医者さんの感動の言葉がありました。 トルコ側が治療費を払いますという手紙に対して、「私たちは、医者として当たり前のことをしただけ。 治療費も薬代も入りません。亡くなったトルコの方々の遺族にお渡し下さい」と書いてありました。

誇り高き日本人。 感動しました。
先人達に敬意を表します。

田中光敏拝

P.S.  戦争反対
   今の日本はどうなっているのだろう。


謹賀新年

明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年も宜しくお願いします。

1月1日に起きた能登半島地震。 辛い1年の幕開けとなりました。
被災地の皆様、まだ余震が続きますが、寒さ厳しい中、心休まる時が少しでも早く来る事を願っています。 くれぐれもお身体ご自愛下さい。

先日、ラジオで、1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災で、神戸で被災し、結果神戸で暮らすきっかけになった話をしました。
そして、僕が子供の頃、故郷北海道で1968年北海道十勝沖地震を経験しました。 地震後、「津波が来る! 早く逃げないと!」とパニックになった時の事。 当時、我が家には、車が有りませんでした。 家の外に出て見ると、両親が近所の方々に「子供だけでも車に乗せてもらえないか?」とお願いして頭を下げている姿が、ありました。 子供ながらに、その両親の姿は、普段見ることも無い真剣な表情で、今思えば、子供を必死になって守ろうとする両親の 姿だったのだろうと。 その両親も、他界しましたが。

今年は、その故郷北海道で映画を撮ります。 『人と自然の共生』がテーマの映画です。 私たちが、これから未来に向け、この日本と、世界と、どう向き合っていくか? そろそろ、しっかり考えなければいけない時に来ているのではないでしょうか?

田中光敏拝

P.S. 戦争反対

FCCA「挑戦を楽しもう!」

ただ今福井。
先月は、F Cアカデミー役員プレゼンでした。7ヶ月かけてアカデミーの皆さんと、ブレストを重ねて作り上げた企画をF Cホールディングスの役員の方々に若手社員が、緊張のプレゼンをしました。
いやー、久々に新鮮なプレゼンの緊張感。

役員の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。

そして今日は、その結果を社長から聞く日。
社長自ら、若手社員に向けたプレゼンで受けた感想、思い、を聞かせてくれました。社長中々熱い人。役員の皆様感想ありがとう御座いました。
普段会う事がない役員、ましてや社長が若手社員と対面で、会社への思いについて話をする。とても良い風が流れていました。

みんなで決めた、キャッチコピーは、

挑戦を楽しもう!!

失敗を恐れず、常に現状に満足すること無く、
挑む心を持ち続ける企業であり、個でありたい。


あえて、自分達が失いかけていた言葉をメインのコピーに据えた。良いコピーです。そう感じました。

F Cアカデミーの皆さん、残り3か月最終的にどのようにまとめ上げるか? 結果を恐れず、挑戦を楽しもう!

田中光敏拝
P.S.戦争反対

番外編