Author Archives: 田中 光敏

【北海道】浦河町の春

ただ今、故郷北海道です。

いつか、撮ってみたい故郷北海道が舞台の映画。

少しづつですが準備を始めています。

今回は、北海道東部4町の役場の方々と町長さん達と打ち合わせにやって参りました。

今、本州は桜が満開。

千歳空港に到着する飛行機の窓から見えた北海道はまだ雪が残っていました。

まだ、北海道に春は来てないのか?

友人の車に乗せてもらい、久しぶりに故郷浦河町をドライブ。

浦河から山側に車を走らせ様似町のアポイ岳へ。

見つけました。北海道の春。

浦河の街

様似町。親子岩。

夏は此処で海水浴をしました。

そして、ジオパークに認定されたアポイ岳。

カムイを祀る神聖な山。

辺り一面に広がる福寿草。

そしてふきのとう。

故郷、日高は日本有数の馬産地。

今は、仔馬の出産ラッシュです。

田中光敏拝

※監督が写っている写真は、浦河田中組の太田様が撮影くださいました。

太田様、いつもありがとうございます!

【奈良】東大寺二月堂お水取り

3月10日11日と奈良市長のご案内でお水取り、修二会を見てきました。
奈良に春を呼ぶこの仏法会。
驚くことに1260年を超える長きに渡り、戦乱や火災なども乗り越えて、絶えることなく今も続いていると聞きました。

夜7時から始まり、この日は深夜1時近く。最後まで、お水取りを堪能させていただきました。
十一面観世音菩薩に懺悔し、五穀豊穣と除災招福を祈る。
その祈りは、ただただ日本国内のことだけと思っていたら、なんと世界平和のために祈っているではないですか。

世界の中で、こんなに小さな島国日本の中の奈良にある東大寺二月堂で、1260年以上も前から世界の平和の為に祈っている。それを行として守り続いている東大寺二月堂のお水取り。

日本人として、何か誇らしい気分になりました。

お松明の火を見ているだけで美しく、神秘的なものを感じるのですが、歴史的な背景はそれを凌駕する、大切な意味があるのですね。

勉強になりました。

田中光敏拝

【福井】小浜市神宮寺のお水送り

今日は福井県小浜市に来ています。

3年ほど前に、奈良市さんと縁あって東大寺二月堂のお水取りに行って来ました。

二月堂で見たお水取りは、僕の想像を遥かに超えて素晴らしいものでした。

しばらくして、福井県小浜市で俳優の津田寛治さんと一緒に講演をする機会をいただきました。

因みに津田寛治さんは、映画「サクラサク」がご縁で、お付き合いさせていただいている、大好きな俳優さんです。

そして、その小浜市では、三月二日に「お水送り」という行事がある。
そんな事を小耳に挟み、興味津津!

奈良のお水取りは見た。ならば一度是非とも小浜市のお水送りの神事を見てみたい!

そう願っていたら、小浜市さんや知人の計らいで、お水送りを見に来ることが出来ました。

二月堂のお水取り見ているので、失礼な話し、あまり期待はしていませんでした。

しかし、しかしです!

神宮寺のお水送り。

素晴らしかった。そして神秘的で美しかった。

映像に携わるものとして、奈良の東大寺二月堂のお水取り、そして小浜の神宮寺のお水送り。歴史的な背景は僕にはわからないけれど、ぜひとも映像にしてみたい。

日本人なら誰しもが誇りに思う、素晴らしいものでした。

田中光敏拝

追伸

編集をしていない映像ですが、少しは雰囲気が分かると思います。

https://youtu.be/kC1oSCaap7c

諸国漫遊

今月は、長崎、熊本、東京、石川、福島、そして福井美浜。

目まぐるしく旅をしています。

今日はインバウンド映像を作らせていただいた、福井県美浜。

昨年から1カ月に一度、美浜おもてなしプロジェクトとして、様々な業種の方々とワークショップをしています。

ただインバウンド映像をつくるだけじゃなく、どう映像を活用し、そして来ていただいた海外のお客様が美浜の街を好印象で帰っていただくか?

また、来たい。

この言葉を聞くことを目的として、コミュニケーションのツールの開発や、海外向けのポスター、そして国内、海外に向けた、美浜の魅力満載の情報誌など。

美浜の積極的な、インバウンド戦略に参加させていただいています。

田中光敏拝

長崎ランタンフェスティバル!

今、映画の準備で長崎に来ています。

今日2月16日から3月4日まで、長崎の中華街を中心に、ランタンフェスティバルが行われます。

幸運にもその前日に長崎入り。

試験点灯を夜見学。

美しい、エキゾチックな長崎の街に、ランタンフェスティバル特製中国製のランタンが、夜空に浮かび上がりました。

15年前、ざだまさしさん原作「精霊流し」を長崎でロケしました。

皆さんに協力していただいた時にも、ロケハンでランタンフェスティバルを見た記憶が蘇って来ました。

何か、懐かしいような、美しくもあり、ランタンの持つ不思議な雰囲気が、海外の何処かの中華街に迷い込んだ感覚にさえなります。

田中光敏拝

監督が撮影した試験点灯の動画です。

https://youtu.be/Y-jP8uaW2IE

【福井県】美浜町ワークショップ

今年初めての福井県美浜。

今日はとても寒かった。

北海道生まれの僕も、今回の寒波は身に染みる。

朝から新幹線で京都。

そしてサンダーバードに乗り換え敦賀、敦賀で美浜行きの普通列車に乗るはずだった。

神戸は本当にいい天気だったのに、、、甘かった。

京都で、サンダーバードの運休を知り、新快速と普通列車を乗り継ぎ、やっとの思いで、美浜にたどり着いた。

今回も、美浜の町民の方々と、インバウンドに関わる、おもてなしの打ち合わせ。

海外から来る旅行客をどうおもてなしするか?

皆さんは、自分の住む街の事をちゃんと伝えたいとか、どうしたらまた来たいと思ってもらえるかとか、真剣に意見交換をしていました。

自分の生まれた街の事、住んでいる街の事、もっともっと良くしたいって考える事、いいもんだなぁ〜と思えた時間でした。

帰りの車から見えた美浜の空はとても美しい冬の空でした。

田中光敏拝

高校ラグビー決勝!

18日、小雨が降る東大阪花園ラグビー競技場へ高校ラグビー決勝を観に行きました。今大会の決勝は関西勢同士。初優勝を目指す大阪桐蔭高校と五度目の優勝を狙う東海大仰星が激突した。

まだ建設中の花園ラグビー場はとても美しく、雨の中観客席には、一万人近くの観客で熱気にあふれていました。試合にいきなり、引き込まれていったのは、大阪桐蔭5点先行しての9分、東海大仰星自陣で相手ボールをターンオーバーすると左サイドにパスで素早く展開、仰星ウイング河瀬が70メートルを走ってトライ。その70メートルの走りと必死に阻止しようとする選手達に花園の一万人近くの観客の歓声がリンクしながら、花園全体が揺れるように盛り上がって行く。

凄い!ゾクゾクする!

ラグビー観戦初心者の僕は、一気にラグビーのファンになりました。

因みに、結果は27対20で東海大仰星が勝利しました。いやいや、本当に高校ラグビー決勝、いいゲームを見させていただきました。ありがとうございます。

田中光敏拝

❤️Merry Christmas!❤️

メリークリスマス!

今年もたくさんの方々にお世話になり、

本当にありがとうございました。

素敵なクリスマスをお過ごし下さい。

田中光敏拝

※渋谷の夜景、素敵ですね。そして、アジア国際映画祭、最優秀賞監督賞受賞のお祝いも、ありがとうございます!管理人

大阪芸大&東映京都撮影所

今年最後の、大阪芸大での講義です。

今年も、1年を通して学生達と5分という限られた時間の中で、short filmをつくりました。

撮影の舞台は、東映京都撮影所。そして一緒に作品づくりに参加していただいたのは、数々の映画作品で活躍している、演出、美術、照明、録音などの技師の方々。そして出演は、東映京都の役者さん達。現場では大変お世話になりました。準備の段階や現場での試行錯誤、学生達にとっていい経験になりました。

お陰様で今年も、なかなかの楽しい作品が出来あがりました。

僕自身も学生たちから、発想やリズム、視点、最近忘れていた感覚、思い出させてもらいました。

自身の次回作では、そんな事を意識して作品づくりしてみようと思っています。

short filmづくりに協力していただいた皆様、今年も、ありがとうございました。

 

田中光敏拝

追伸

来年、関西地区ではテレビの上映します。是非見てください。

 

【和歌山】観光カリスマ講座in和歌山大学

久しぶりに和歌山大学に来ています。

映画「海難1890」のご縁もあって、現在同大学客員フェローを仰せつかり、今回は「観光における映像の存在」と題して講義をさせていただきました。 

講義の中では、北海道浦河町の映像や、福井県あわら市の皆さんと一緒に作った映像、そして、インバウンドを意識して制作した福井県美浜町のプロモーションビデオなどを観ていただきました。

街は人なり

 街の映像作りの現場から、どうやって街を盛り上げていくのか?
自分の経験の中から話をさせていただきました。

和歌山は、僕にとってはとても思い出深い場所でもあります。
「海難1890」が10年の歳月を経て実現したのも、たくさんの和歌山の人達が応援くださったおかげでした。

最初のスタートは、可能性1パーセントでした。
映画化を色々な方々が賛同くださり、行動していただいた結果、大きな山が動く。。。
そんな、体験をさせていただいた場所です。

 まさしく、積み上げる力は、奇跡を起こす

そんなエネルギーが映画づくりの向こう側にある。
街づくりにも、通じているような気がします。

田中光敏拝

木川先生をはじめ、和歌山大学の関係者の皆様、大変お世話になりました。
心から感謝申し上げます。waniwani