故郷北海道と映画製作

北海道浦河町、僕の故郷です。久しぶりに浦河の町を歩いてみました。北海道には、もう秋が来ていました。ラベンダーがルピナスの丘に咲いていました。

今年は、ブランド鮭銀聖は豊漁のようです。

 

 

もうすぐ、北海道は紅葉を迎え、雪を迎える準備が始まるようです。

 

今回は、故郷北海道で、襟裳、広尾、様似、浦河そして北海道を舞台にして再生をテーマにした、映画を実現するために、四町の町長さんや脚本の小松えりこさんも駆けつけてくれて、映画製作準備委員会を立ち上げました。

映画実現に向けた本当の意味の第一歩です。

これから、まずは地元の町民の皆さんが、興味を持っていただき、どんどん盛り上がっていくことに期待しています。

 

地震なんかに負けてたまるか!

北海道は今とても美しい秋、美味しい秋を迎えています。是非・北海道へ来て下さい。

 

襟裳への行きも帰りも、ワガママ言っていずみ食堂の「海老天きのこ肉そば」いただきました。

 

明治の終わり、襟裳の地から、カムイが消えた。

森は伐採され、大地は砂に覆われた。

海は赤く濁り、かつての豊穣の海に育てられた良質な昆布は、泥昆布に姿を変えた。

砂漠と化した、荒涼の大地に暮らす人々を人は、

砂喰い、と呼んだ。

貧しかった。

夢や希望を誰も持てなかった。

人々は、もう一度、あの豊穣の海を取り戻すことができるのだろうか?

カムイは再び、この地に宿ってくれるのだろうか?

北の流氷 (仮題)より

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田中光敏拝