今週は音楽レコーディング。映画の音楽を作曲していただき映画の中で、主人公の気持ちを表現していただいたり、映画全体のテイストをさらに際立てていただいたり、音楽の役割は、映画の中でとても重要な役割を占めているパートです。
今回の作曲家は富貴晴美さん。若手の作曲家でありながら、日本映画界では既に沢山の作品を手掛け、最近では、劇団四季のミュージカル「バケモノの子」を担当。本当に売れっ子の作曲家。今回の作品どんな音楽になっているか?是非楽しみにしてください。
音楽レコーディングは、いつも楽しみです。映画の醍醐味が味わえる瞬間。音楽ラフは大抵の作品、無機的なシンセサイザーでのもの。しかし、音楽レコーディングは、それぞれのパートのプロが作曲家が書いた譜面を見て、そのシーンの説明をうけて楽器を奏でる。
今回の、1番目の楽器はピアノ。冒頭の夫婦のシーンから。あまりに、情感豊かな演奏と美しいメロディに涙が出てきました。この瞬間が、いつも幸福感を感じるひと時。
8月中旬には、映画の完成。まだもう少し映画の完成に向け頑張りたいと思います。
P.S.
日本トルコ合作映画『海難1890』で、安倍晋三元総理に大変お世話になりました。トルコで、安倍元総理 、エルドアン大統領と出来上がった映画のダイジェストを見た時に、安倍元総理が映画監督になる事が夢だったと聞きました。その時、少し照れながら笑う笑顔が素敵な方だなと思いました。ありがとうございました。お世話になりました。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
田中光敏拝