家からオフィスへ行く途中の公園に桜が咲いていました。あっという間に春ですね。
桜には、本当にに縁があります。桜が咲くとまず思い出すのは、「化粧師」という映画。僕のデビュー作です。
京都松竹の桜が満開になるのを待ってオープニングシーンを撮影したこと。そして満開の桜の下でラストシーンを撮影したこと。山の中にある一本桜をスタッフ総出で満開になるのを見守りました。
次に、映画「利休にたずねよ」の桜の花びらのシーン。映画だけでは無く、北海道で暮らしていた両親のことも。
さだまさしさん原作の「サクラサク」という映画のキャンペーン中に父が他界し、丁度舞台挨拶をしていたこと。
そして、3年ほど前、富山で朝陽に照らされる満開の桜を撮影していた時に、北海道の姉から母の訃報の電話があり、我慢しても、流れてくる涙をスタッフに気づかれないようにして、撮影していたこと。
今も桜を見るとそれらのことを思い出します。
私たち日本人にとって、桜は本当に特別なものですね。きっと皆様にも桜にまつわる人生の物語が沢山あるのでしょうね。
田中光敏拝
ちょうど、福井県美浜町、瑞林寺のご住職からも桜便りが届きました。
一本桜、昨年より多く花をつけて、力強く咲いているようです。
ありがたいことです。
4月8日の最新情報です。満開ですかね〜!(o^^o)