9月23日、奈良薬師寺のまほろば塾に、縁あって、呼んでいただきました。
北海道生まれの僕は、中学生の時修学旅行で初めて京都、奈良に行き、
あまりの北海道の風景との違いに衝撃を受けました。
日本史の得意でない僕は、後に歴史の違いがその街の風景をつくり、変えて行くことを知りました。
その修学旅行で衝撃を受けた風景の中に、薬師寺がありました。
映画「火天の城」
デビュー作から3作目に作らせて頂いた作品は、信長の命によって「安土城」を建てた
宮大工岡部又右衛門を主人公にした、尊敬する作家山本兼一さんの作品です。
そして、山本兼一さんが本を書くにあたって取材を重ねたのが、薬師寺再建に大きく関わった
宮大工西岡常一棟梁でした。
火天の城の映画を作るにあたって、僕も又、薬師寺に行きました。
今回、まほろば塾に呼んでいただいた場所は、福井です。
福井は、僕にとって本当に縁がある街です。
大学時代、コマーシャルの演出をしていた時代、そして映画監督としての時代
さだまさしさん原作、映画「サクラサク」は、福井と僕とのご縁の賜物と思っています。
縁というのは、巡り巡って行くものですね。
最近、つくづく思います。
こんな事考える様になったのは、年を重ねたせいでしょうか?
薬師寺の皆様、福井の皆様、ご縁をありがとうございます。
田中光敏
翌日9月24日の読売新聞の記事を紹介いたします。
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