映画「北の流氷」(仮題) 人と自然の共生そして再生がテーマ
北海道襟裳岬。そこに太平洋を臨むかのように神々しく屹立する山、アポイ岳がある。 アポイ岳、、、アイヌ語で 火のあるところ。 アイヌは,すべての自然である,山、大地、海、川、そして、すべての生きとし生けるものに、カムイと呼ばれる神が宿ると信じカムイに感謝を捧げ暮らして来た。 しかし、極東の日本にも産業革命の風が吹き始めた明治末期。 北海道の地に暮らした人々は、寒さのあまり森林を伐採し自然を破壊した。 襟裳の地からカムイが消えた。 森は枯れ、大地は砂に覆われた。海は赤く濁り、かつての豊穣な海に育てられた良質の昆布は、泥昆布に姿を変えた。 砂漠と化した、荒涼の大地に暮らす人々を、人は「砂食い」と呼んだ。 貧しかった。 夢や希望を誰も持てなかった。 人々は、もう一度あの豊穣な海を取り戻すことが出来るのだろうか。 カムイは再び、この地に宿ってくれるのだろか。 今回、北海道に来るにあたって、とても楽しみにしていた事があります。 1年の中で1番美味しい時期となる、とても甘くて、昆布の旨味がする春ウニ。 しかし、コロナの影響で春ウニの出荷も中止とか、諦めているところ、友人が、特別に頼んで、春ウニ丼を用意してくれました。いや〜美味しい❗️ なまら美味しい‼️