【フランス】カンヌ映画祭 4日目

今日の朝ごはん。昨日と違うカフェで。

バターとJAMをフランスパンに塗って、今日もまたしぼりたてのオレンジジュース。典型的なフランスの朝ごはんかな。因みに値段は5ユーロ。

カンヌには、コンペティションの他に、たくさんの国で作られた、映画やテレビ、アリメーションなどのマーケットがあります。このマーケットが基本的なビジネスの場。色々なところで、バイヤーたちがセールスしています。

赤い絨毯のところは、いつもテレビで報道する会場へ向かうレッドカーペット。驚いたのは、もちろん出演した俳優、スタッフだけでは無く、パトロンや申し込みで当たった一般の人たちも、タキシードでこのレッドカーペットを通っていきます。

沢山のフラッシュがこのレッドカーペットを通って行く時に炊かれ、マスコミは注目の俳優たちや監督、プロデューサー達に、そしてなんと他のスチールカメラマンは、一般の方々にもシャッターを切り、撮られている人は、あたかも女優のようにポーズを決めるのです。

凄く不思議な光景でした。

後で聞いて見ると、その写真があのレッドカーペットを通った人に売られているという事です。中々しっかりビジネスしてるなぁーカンヌ映画祭!

この不思議な光景は、カンヌの会場近くにたくさんのカメラマンたちがいて、オシャレしている一般の人にシャッターを切って撮影会が始まる。あたかも街で見つけたスターのように。

後で名刺を渡し、2時間後には、あの場所で貴方の写真が手に入れることができます。と言葉を添えて去って行く。

撮られた方も、つかの間のスター気分。

よく考えられた、映画祭ならではのビジネス。

このカメラマン達も、映画祭を盛り上げる一役を担っている。

写真撮られている人撮りました。

田中光敏拝