今日は、久しぶりにトルコスタッフと共に和歌山県串本町に。映画『海難1890』公開後、今回は久しぶりの和歌山です。
串本町にある無量寺を始め、トルコ記念館、大島小学校、もちろん舟甲羅や映画の舞台になった灯台にも行って来ました。
トルコのスタッフは、日本トルコ外交関係100周年のためのドキュメント映画の撮影の為、来日。 日本トルコスタッフ総勢48名という大人数でのロケーションです。
串本無量寺には、エルトゥールル号の救出に関わった3人のお医者さんが作ったトルコ乗組員のカルテと、お医者さん3人が書いた手紙がありました。
シナリオハンティングの時は、本物を見れなかったのですが、今回初めて本物を見ることが出来ました。
そこには、お医者さんの感動の言葉がありました。 トルコ側が治療費を払いますという手紙に対して、「私たちは、医者として当たり前のことをしただけ。 治療費も薬代も入りません。亡くなったトルコの方々の遺族にお渡し下さい」と書いてありました。
誇り高き日本人。 感動しました。
先人達に敬意を表します。
田中光敏拝
P.S. 戦争反対
今の日本はどうなっているのだろう。