全国アンテナショップ連絡会講演

管理人田中光敏事務所のわにぶちです。
大変ご無沙汰しております。
ブログの更新がさぼり気味ですが(汗)、時間を見つけて、まとめていきますので、ゆるゆるとおまちくださいね。

さて、11月18日、東京、南青山にある福井県のアンテナショップ、「ふくい南青山291」にて、監督が、映像と町おこしについて講演をいたしました。
その様子を、福井県敦賀市出身の山下大裕君がわかりやすくレポートを書いてくれたので、ご紹介します。

《田中光敏監督基調講演レポート》
291

去る11月18日、ふくい南青山291にて全国アンテナショップ連絡会が開催され、各地の店舗関係者およそ30名が一堂に会しました。
本日はその中で行われた映画監督の田中光敏氏による基調講演の模様をご報告いたします。

「僕の作品は全部、舞台となる町の人たちが故郷を愛し、その良さを他の人たちに伝えたいと思い作られています」と語る田中監督は、最近”故郷”についてよく考えられるそうです。
講演は、監督が手掛けた初期の作品から最新作「海難1890」までを辿る形で始まり、その後、監督自身の地元である北海道浦河郡浦河町のPR動画の話題や、福井県あわら市の市民と一丸となって製作された観光ショートムービー「AWARA  HAPPY  FILM」の撮影秘話などが紹介されました。
監督は、このように地域と手を取り合いながら作る作品に対し、「映画は決して主人公ではなく本当の主人公は町にいる人たち」だとおっしゃられていました。

監督は、最後に永六輔氏や坂口安吾氏などの著名人による故郷を表した5つの名言を取り上げ、「人々にとって故郷はとても大切なところです。アンテナショップの皆さんには、大切な地元のものを欲しいと思った時、寄り添いたいなと思った時に僕たちの心を少しでも癒して頂ければ幸いです」と締めくくり、1時間に渡る基調講演は幕を閉じました。

“映画で敦賀を盛り上げる”をテーマに一人の映画人として修業中の私ですが、今回田中監督の映画に対する熱い姿勢と数々の実績についてお話を伺い、多くの刺激と今後の身の振り方におけるヒントを得ることができました。この経験を生かし、引き続き敦賀の映画による町おこしに尽力していきたいと思います。

山下大裕さん
東京在住、福井県敦賀市出身、24歳。
監督作品『SNOWGIRL』『弥生の虹』。
“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し奮闘中!
http://eigadaisuke.com/